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カルメン・マキの初ポエトリー・リーディング・アルバムです。 全作品、朗読はカルメン・マキ、演奏は水城雄です。 |
曲目の頭についている「 」をクリックすると試聴できます。 |
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1.A Red Flower (作:水城雄)
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2.白い月 (作:萩原朔太郎)
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3.骨 (作:中原中也)
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4.詩人はつらい (作:中原中也)
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5.眠らない男 (作:水城雄)
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6.恋を恋する人 (作:萩原朔太郎)
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7.人に (作:高村光太郎)
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8.北の海 (作:中原中也)
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9.祈り (作:水城雄)
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10.月夜の浜辺 (作:中原中也)
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11.Bird Song (作:水城雄)
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ライナーノートより
「すべては詩から始まった」 by 水城雄 歌は詩から生まれ、また詩からは物語も生まれた。 詩と歌と物語がたがいに分かたれることなく、ともにまじりあって存在していた時代がかつてあった。はるか時を経て、私たちはまるで昆虫学者のように、ものごとをさまざまに細かく分類し、ラベルを貼る作業に熱中している。詩と音楽はまるで別物のように扱われ、音楽もまた数えきれないほどジャンル分けされ、細分化している。世界の国々が何百と国境を設定し、たがいの民族名と宗派を主張し合っているみたいに。 でも、私たちは標本箱の仕切りに――国境線のなかに――押しこめられたくはない。 最近のマキさんは、固定メンバーを持つことなく、さまざまな人とライブをおこなっている。歌われる曲もいろいろなジャンルだし、アレンジだってそのつど変わっていく。もはやジャンルを特定することはできない。共演メンバーもノンジャンルとしかいいようのない柔軟な音楽性を持つ人ばかりだ。 マキさんは歌のあいだに、ときおり短いトーク(いわゆるMCというやつだ)をはさむ。それはまるで詩のようであり、曲と曲をつなぐ織糸のような役目をはたしている。また、はっきりと詩を読むこともある。詩は音楽と違和感なくまじりあい(あるいはときに違和感を狙って繰りだされ)、また音楽そのものであるようにも聞こえる。 それを聞いたとき、私はマキさんに「詩だけのアルバム」を作ってみては、と提案したのだ。それも音楽アルバムとして。 音楽としてのカルメンマキのポエトリー・リーディング。ありうると思う。実際、このアルバムにおさめられている「曲」を聞いて、これを詩だと感じるだろうか。それとも音楽だと感じるだろうか。 それだって、どちらでもいいことではある。あなたのなかのどこかにカルメンマキの響きがとどけばいいのだ。 |
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